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「さぬきのめざめ」夏芽にむけて準備中

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こんにちは!「こだわり農家直送便」バイヤーの原です。

笑顔の「こだわり農家直送便」バイヤー原

新型コロナウイルスの拡大が止まりませんね。
緊急事態宣言も延長となりました。

新型コロナウィルスによる被害を受けられた皆様に、心よりお見舞いを申し上げます。

 

今回の記事は、人気のアスパラガス「さぬきのめざめ」の近況についてご紹介します。
自粛中でも農産物は待ってくれないので、生産されている農事組合法人諏訪さんが、しっかり注意した上で手入れをしてくれています。

現在「さぬきのめざめ」では、夏芽の準備が始まっています。

アスパラガスは春から秋にかけて収穫できますが、夏芽とは夏場に収穫されるアスパラガスのことなんです。
春芽に比べてあっさりとした味になります。

春のアスパラガスは、下の写真のように地中の株から出てきたアスパラガスを収穫します。

春の間は地中の株が元気なので、毎日たくさんのアスパラガスが出てきます。

ところが夏になると、地中の株がエネルギーを使い果たしてしまい、そのままでは新しいアスパラガスが出なくなってしまいます。

そこで、夏前には何本かのアスパラガスを収穫せずに大きく育てます。下の写真のような感じですね。

こうすることで、大きく成長したアスパラガスが日光を吸収し、光合成で養分を蓄えることができ、夏以降もアスパラガスの芽が出るようになります。

今シーズンもそろそろ夏が近づいてきているので、アスパラガスをのばし始めています。
立茎(りっけい)と言います。

どのアスパラガスをのばすか選んだり、立茎にも色々なノウハウがあるんですよ。

美味しい夏芽ができますように!
5月後半~6月あたりから夏芽のアスパラガスに変わりますので、またHPでも報告しますね。

ちなみに、農事組合法人諏訪さんでは、「さぬきのめざめ」の更なる増産に向けて準備に着手しています。

新しいビニールハウスも完成し、「さぬきのめざめ」の植付けを開始しています。

アスパラガスは植付けが終わっても、植付けた株を成長させるために数年かかります。
ですから、本格的な収穫は再来年からの予定です。

「さぬきのめざめ」のプロ農家、農事組合法人諏訪さんがビニールハウスの寸法からこだわって準備しているアスパラガス。再来年の収穫開始が楽しみです。

それでは、「さぬきのめざめ」の近況でした。

新型コロナウイルス、日本中がたいへんですが、身体に気をつけて皆でこの危機を乗り越えましょう。