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最高級のお米「丹波ひかみ米」を探しもとめて、まごころの里丹波へ。

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こんにちは、「こだわり農家直送便」スタッフの原です。

みなさん「丹波米」ってご存知ですか?

今回は最高級ブランド米の「丹波ひかみ米」を紹介したいと思います。
丹波で米作りをされているこだわり農家さんを訪問し、いろいろとお話しを聞いてきましたよ。
楽しみにご覧ください。

丹波ひかみ米の写真

丹波ってどんなところ?

丹波といえば黒豆が有名ですよね。
他にも、小豆やクリ、マッタケが特産品として知られています。

でも実は、とっても美味しいお米がとれる地域でもあるんですよ。

丹波でとれたお米は丹波米と呼ばれ、新潟の魚沼に並ぶほど、西日本では美味しいお米の産地とされています。
とくに氷上(ひかみ)という地区でとれるお米がうまいと言われ、最高級ブランド米として扱われています。

今回は、おいしいお米を求めて、丹波市氷上町に行ってきました。

 

 

丹波ひかみ米の収穫風景

訪問したのは9月初旬。

まだ暑さが残る季節ですが、現地はとても涼しく、秋を感じるほど。

ちょうど収穫のまっさい中で、あちこちで稲刈りが行われていました。

一般的な収穫時期に比べ、かなり早いですね。
そのぶん早く新米が食べられるので、うれしいです!

 

そして、今回ご訪問したのは、氷上町で「丹波ひかみ米」を栽培しているこだわり農家の田中さん。

「丹波ひかみ米」を栽培しているこだわり農家の田中さん

田中さんは、笑顔がとっても素敵な農家さんです。
稲刈りで忙しいなか、こころよく対応してくれました。
ありがとうございます。

初めに田んぼを案内してもらいました。

減農薬でお米を栽培している田中さんの田んぼ
こちらが田中さんの田んぼ。

ところどころ緑の背の高い草が生えているのが分かるでしょうか。

実は、この田んぼ、減農薬で栽培しているんです。
だから雑草が点々と生えてしまうんですね。

でもそれは、減農薬で栽培している証拠。

「雑草のせいで収穫量が減っても、食べる人の安全や周りの環境を優先したい」

田中さんのこだわりが伝わってきます。

コンバインでのお米の収穫風景
コンバインでの収穫作業も見せてもらいました。
近くで見ると、迫力があります。

この後、倉庫に運んで、乾燥 → もみすり → 精米 と進むんですが、ここでは全部を紹介しきれないので、
これはスゴイと思った事を一つだけ紹介します。

下の写真はなんの機器だと思います?

お米の水分量測定器
これは、米粒に含まれる水分量を測る測定器だそうです。

お米の味や品質って、含まれる水分の割合にものすごく左右されるんですが、
なんと田中さんは乾燥機から出てきたお米の水分量を、測定器でチェックしているんです。

すごい!
ここまでやっているお米農家さんを私は知らなかったので、本当に驚きました。

こだわり農家田中さんがお米の水分量を測定している様子
水分量をチェックしている様子↑

自然をあいてにする農業では、昔から経験やカンに頼ることが多く、数値を測定したり記録を取ったりする農家さんはあまりいませんでした。

でもそれだと野菜の品質にバラツキが出てしまいますよね。

「見た目やカンに頼り切らないで、きちっと測定して確認する」

ここでも田中さんのこだわりを垣間見ることができました。

 

最後に、
「2018年は異常気象といえるほど猛暑でしたが、お米の出来はどうでしたか?」
と聞いてみたところ、なんとか納得いくお米が収穫できたそうです。

そしてインタビュー中、次の言葉が印象に残りました。

「気候などの条件は、その年ごとに必ず違う。だからどんなに経験を重ねても、僕らは毎年一年生だよ」

お米を長年作り続け、卓越した栽培技術を持っていても、とても謙虚で、ひたむきに自然と向き合っていると思いました。
だから信頼できるし、おいしいお米を作り続けられるんですね。

田中さん、これからもお米作りがんばってください。

 

こだわり農家直送便 バイヤー原
今回の出張では、兵庫県の丹波市でとっても美味しいお米に出会うことができました。
ご飯が美味しければ、いっしょに食べるおかずまで美味しく感じる。
やっぱりお米は食事の基本ですね。

これからも全国のおいしい農産物を探していくので、よろしくお願いします。

 

【お知らせ】
うれしいことに、田中さんの栽培した「丹波ひかみ米」を、「こだわり農家直送便」でも販売してもらえることになりました。
気になった方はぜひどうぞ!
⇒「田中さんの最高級丹波ひかみ米